2016年02月27日

[テレビ番組]무릎팍도사(ひざこぞう道士)・차인태(車仁泰)編

 「무릎팍도사(ひざこぞう道士)」は,MBC문화방송(文化放送)のテレビ番組「황금어장(黄金漁場)」内でかつて放送されていたコーナーで,悩みを抱えた歌手や俳優などの有名人が毎回,씨름(韓国相撲)の選手からタレントに転身した강호동(カン・ホドン,姜鎬童)氏が扮する무릎팍도사というシャーマンのもとを訪れて悩みを解決するという形で進行するトーク番組です.

 강호동氏をはじめ3人のレギュラー出演者が巧みな話術でゲストの身の上話を聞き出すようすはどの回も楽しいのですが,ゲストとしてこのコーナーに訪れた有名人は芸能人以外の大物の方もいらして,ただ面白いだけでなく興味深い回もたくさんあります.今回はその中でも元MBCアナウンサー・차인태(チャ・インテ,車仁泰)氏の回をご紹介したいと思います.

 차인태氏はMBCがテレビ放送を始める前,ラジオだけでまだ局舎がインサドン(仁寺洞)にあった1969年にMBCに入社.同年に局舎がジョンドン(貞洞)に移転してテレビ放送が始まりますが,主に1973年に始まった人気テレビ番組「장학퀴즈(奨学クイズ)」の司会者として名を馳せた方で,まさにMBCの生き証人と言えます.

 무릎팍도사・차인태編では,第二次大戦終戦後でまだ朝鮮半島の南北分断が確定的になる前の幼い頃,裕福に暮らしていたものの北の政治体制に見切りをつけて中朝国境付近の出身地から南側のキョンジュ(慶州)に家族全員で移り住んだこと,その後さらにソウルに移り,キョンジュでもソウルでも以前住んでいた地方の方言がしばらく抜けなかったという笑い話,幼い頃から医師を目指していて,大学は延世大の医学部を受けたもののうまく行かず,結局,欠員が出て2次募集をしていた延世大の声楽科に進み,大学で学内放送に携わるようになったことなど,차인태氏の生い立ちからアナウンサーになるまでの歩みと,MBCに入社後,장학퀴즈の裏話を含めたアナウンサーとして活躍した話や,무릎팍도사出演の数年前に癌が見つかり,一時入院して闘病生活を送っていたものの回復した話などを聞くことができます.

 강호동氏などレギュラー陣の話はもちろんですが,元アナウンサーだけあって차인태氏のトークも面白く,特に顔色を変えず真面目に笑い話をするようすには独特の面白さがあります.

 무릎팍도사の特に古い放送分は,数分ずつ細かく分かれてはいますがコーナー全体をユーチューブの MBCentertainment のチャンネルで見ることができます.차인태編は2011年6月22日と29日の2週に渡って放送されました.各回の最初の動画をご紹介しておきます.

The Guru Show, Cha In-tae(1), #01, 차인태(1) 20110622 (YouTube)


The Guru Show, Cha In-tae(2), #01, 차인태(2) 20110629 (YouTube)


 ちなみに,장학퀴즈は中断を経て,現在は局を変えてEBS교육방송(教育放送)のEBS1テレビで放送されています.同じ高校の生徒同士でペアを組み,毎回4校が競い合うクイズ番組です.こちらの過去の放送分もユーチューブの EBS Janghakquiz のチャンネルで公開されています.


#한국(韓国)
#방송(放送)
posted by kajiritate webmaster at 22:00| Comment(0) | 日記
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