2017年02月09日

[韓国語]ハングル検定の思い出

 もう10年以上前の話です.韓国語をモノにするため勉強に本腰を入れようと決めたものの,具体的にどうすればいいのか全く分からなかった私は,まずは検定試験,TOPIKの6級とハン検の1級を目指すことにしました.当時のTOPIKにも記述式の問題はあったと記憶していますが作文の導入はまだで,ほとんどマークシートだったこともあってか,TOPIK6級は意外と早く達成できました.

 しかし,ハン検1級はそう簡単にはいきませんでした.当時の受験級まだ準1級がある7段階の体制で,ぎりぎりですが準2級には受かったことがありましたので,まずは準1級を目指すことにしました.いくら何でもいきなり1級は難しすぎだと思いましたし,受験料も1万円と高額です.そしてなにより,1級や2級の試験は午前,準1級や準2級の試験は午後でしたので,試験日に早起きしなくてもいいという不純な動機もありました.

 当時はTOPIKの受験対策教材は特になく,ハン検の教材も4級や5級など初級レベルのものがほとんどだったと思います.ですので,ハン検の勉強もTOPIKのそれと同じように,ノートの左ページに過去問の問題文を3行空かして書き写し,紙の辞書と格闘しながら空かした行に自分なりの和訳を書き入れ,それから問題を解いて,知らなかった単語や表現,
文法事項はノートの右ページにまとめる,というやり方をひたすら続けていました.

 1級と準1級,2級と準2級の過去問がそれぞれ1冊になった本を数回分購入して.分からない点をひとつひとつ潰していくように勉強していましたが,疑問点を質問できる先生がいるわけでもなく独学で続けていましたので,正しく理解できてなかった点もたくさんあったと思います.ですが,自分にはそのやり方しかありませんでしたので,とにかくやり続けました.

 しかし,何度受けても準1級に受かりそうにありません….数年経ち,過去問をよく見ると1級と準1級の難易度の差があいまいになってきているように思えたので,その後は方針を変更して1級を受験することにしました.準2級以上の筆記試験は当時150満点で,110点以上で合格でしたが,合格ラインの半分にも満たない点数で準1級に落ちたこともあった私が,そう簡単に1級に受かるわけがありません.

 結局,準1級が廃止され現行の6段階の受験級に改編された後,ようやく1級に受かりました.改編で3〜5級は必要な語彙数が大幅に増えて難しくなりましたが,逆に1級は易しくなりました.それが一番の勝因だったと思います.韓国語を話すことがほとんど無かったので,一次の筆記試験は何とかパスしても二次の面接試験は当然のように落ち,二次試験のみ再受験してやっとの思いで合格できました.

 先日,久しぶりに立ち寄った古本屋で,勉強に利用していた過去問の本を見つけました.当時使っていた本と同じものですので家のどこかにはあるはずですが,思わず衝動買いしてしまいました.冷静に考えれば同じものが2冊も必要ないのはもちろん,あってももう使うことはないでしょうが,ハン検攻略に燃えていた昔のことを思い出させてくれたこの本に,懐かしさと感謝の気持ちでいっぱいです.
posted by kajiritate webmaster at 22:22| Comment(0) | 日記