2017年01月11日

[韓国]日本のよい点はお手本に

 韓国でも出生率は下がり続けていて,将来的に高齢化社会になることは避けられない状況です.きょう11日のKBSの朝のニュースでは,出生率を上げる取り組みとして,日本の鳥取県の例を紹介していました.

●저출산 극복한 일본 돗토리현(KBS NEWS)2017.01.11
http://news.kbs.co.kr/news/view.do?ncd=3409180

 この動画によると,鳥取県では幼稚園の費用や,高校生までのこどもの医療費を助成したり,他県から家族で引っ越してきた人と対象に安価で住宅を貸すなど,“子育て王国”と称してさまさまな施策を行っているそうです.その甲斐あってか,出生率は2008年の1.43から,2015年には1.65になったとのことです.

 KBSのニュースを見ていると,韓国にも共通する問題を日本の例に照らし合わせて考える視点からの取材を目にすることがあります.例えば,AI(鳥インフルエンザ)については,日本は発生直後に対策をとったために被害の拡大を防止できたのに対し,韓国では発見の翌月になってようやく対策に乗り出し,対策の遅れが今回の大規模な被害につながった,といった感じです.もっとも,日本でもその後AI感染が相次いだため,初動はよかったものの被害を完全に食い止めることはできませんでした.

 これまで大きな地震は起きないと言われてきた韓国でしたが,昨年はこれまで無かった規模の地震が発生して深刻な被害も出ました.そのため,韓国でも防災意識が高まった一年でしたが,メディアが地震の発生状況をいち早く伝えるシステムがまだ充分ではなく,地震発生時に自動でテレビに流れるはずの速報がうまく機能しなかったことがあったそうです.その問題をニュースで伝える際にも日本の例と対比させ,緊急地震速報や各地の震度をいち早く伝えるNHKのテレビ画面のようすを紹介していました.


●지진 자동자막 ‘먹통’…시스템 개선 시급(KBS NEWS)2016/10/11

 釜山の日本領事館前に設置された慰安婦を象徴する少女像の件で,日韓関係は年明け早々こじれてしまいましたが,植民地支配や戦時の責任を躍起になって追及する側面と同時に,韓国が日本のよい事例から学ぼうとする真摯な態度をも持ち合わせているのもまた,事実だといえます.
posted by kajiritate webmaster at 22:00| Comment(0) | 日記