2017年01月09日

[韓国]セウォル号事故から1000日

 きょうは日本では成人の日で,二十歳を迎える若者たちの大人の門出を祝うとてもめでたい日でした.一方,韓国は,2004年にセウォル号が沈没してからきょうで1000日となり,各地で追悼行事などが行われたようです.関係者の方々の胸の痛みはなかなか癒えないでしょうが,事故から3年近く経つ今でも社会的な影響が続いていることを予想した人は,事故当時にはほとんどいなかったのではないかと思います.

 事故当時は連日救出作業が行われ,その拠点となっていた港には報道陣も滞在して作業の様子をつたえていましたが,沈没した海域は,潮の流れが速くてごく短い時間しか作業ができず,直接の関係者でなくてもテレビの前でやきもきしていた方がたくさんいらしたのではと思います.

 犠牲者を追悼する焼香所が各地に設置され,ソウル市庁前広場には焼香所の他,犠牲者への追悼メッセージを書いたポストイットを貼るボードも設けられたと記憶しています.そのような追悼の場所に限らず,街には黄色いリボンが掲げられました.ツイッターのアイコンにもこの黄色いリボンの画像にしていた方が目立ちました.

 実際のリボンの色は黄色というか,金色だったようです.ピカピカと光るリボンとは対照的に,国全体が喪に服したように暗く沈んだ雰囲気に包まれ,事故後数ヶ月間はバラエティ番組の放送が自粛されたりしたようです.

 現在,セウォル号の船体の引き揚げ作業が行われていますが,作業が完了するのは早くても4月とのことです.行方不明の9名の高校生が船内に留まっていることは期待できないかもしれません.たとえ変わり果てた姿でも家族の元に帰ることが叶えばと思います.
posted by kajiritate webmaster at 22:09| Comment(0) | 日記