2016年11月12日

[韓国]練炭の価格が上昇

 きょうソウルの中心部では,空前の参加者が集まって大規模集会が行われています.集会は現在も継続中で,クヮンファムン(光化門)広場では徹夜でイベントが行われるようです.しかし今回このブログでは,その話題で特集となった今夜KBSニュース9で,それ以外の話題として伝えられた練炭に関する報道について書きたいと思います.

 練炭といえば,日本では燃料として使われることは今ではほとんど無く,“練炭自殺”のようにネガティブなイメージも強いと思います.しかし韓国では,今でも安く暖を取れるため低所得層の겨울나기(キョウルラギ,越冬)には毎年欠かせないもののひとつです.その練炭の価格が上がり,低所得層への練炭支援も減っているというということです.

 練炭で暖を取ろうとすると,一人暮らしの小さな部屋でも1日に最低でも2つは必要なようです.本格的な寒さを控えたこの時期,ひと冬に必要な量の練炭を準備すると,小屋がいっぱいになるほどになります.低所得者層の住宅は,いわゆる달동네(タルトンネ)といわれる坂道や階段を上り詰めた山の上にあることも多いので,多量の練炭を運ぶのは大仕事です.

 特に,一人暮らしの高齢者がひとりで越冬用の練炭を準備するのは大変ですので,若者のボランティアがバケツリレー式に練炭を運ぶようすがテレビで伝えられたりもします.それ以前に,練炭の費用も低所得層には大きな負担ですので,公的な援助の他,一般の市民が寄付することもあるようです.

 韓国の冬といえば,暖房は온돌(オンドル)で床から部屋中ポカポカ,外は極寒でも室内は寒さ知らずで天国…といったイメージですが,すべての人がオンドルの恩恵にあずかれるわけではないようです.

●치솟는 연탄값…저소득층 혹한기 비상(KBS News)2016.11.12
http://news.kbs.co.kr/news/view.do?ncd=3376800
posted by kajiritate webmaster at 22:54| Comment(0) | 日記