2016年10月28日

[韓国語]国立国語院「韓国語-日本語学習辞典」の機能

 今回は,国立国語院「韓国語-日本語学習辞典」の機能を探ってみたいと思います.

 まず,ページ上部にある2つのうち「カテゴリー別検索」ですが,さらに「テーマおよび場面別検索」と「意味カテゴリー別検索」の2つがあります.

 「テーマおよび場面別検索」は,単語をシチュエーション別に分類したもので,希望の場面をチェックしてそれに関する単語を一括検索することができます.「意味カテゴリー別検索」では,「身体の部位」「親族関係」といった特定のカテゴリーの単語を一括検索します.

 「小ウィンドー表示用」は,その名の通り辞書を小さな別ウィンドウに表示させる機能です.小ウィンドウの検索欄の端にもキーボードの絵が表示されていて,そこをクリックすると,入力用のスクリーンキーボードも別ウィンドウで表示されます.

 スクリーンキーボードは,日本語入力はローマ字入力のみ,韓国語入力は一般的な2ボル式の他,3ボル式とロシア語(キリル文字)での入力の3種類から選択できます.日本語入力は漢字変換機能も備えていますので,例えば英語しか使えないパソコンなどでも問題なく使えそうですが,変換候補が充分には備わっていないようです.しかし辞書検索の場合,漢字変換せずにひらがなのまま入力しても大丈夫です.

 検索欄の右端の「条件検索」では,品詞はもちろん,固有語/漢字語/外来語や単語/句/文法・表現,初級/中級/高級のレベル別,写真や動画などのマルチメディア資料の有無,音節数など,多彩な検索オプションが用意されています.

 国立国語院が作成した辞書は,これまで,国語(韓韓)辞典の標準国語大辞典だけでした.しかし,先月28日に市民参加型の国語辞典の他,「韓国語-日本語学習辞典」のように外国人の韓国語学習者向けの辞書10種もオンラインでサービスを始めました.標準国語大辞典が“正しい韓国語”の拠り所になっているように,ある韓国語の単語の外国語訳や,逆に外国語の単語の韓国語訳も,今後はこの学習辞典での記述が“正しい訳”の拠り所となっていくことも考えられます.
posted by kajiritate webmaster at 23:38| Comment(0) | 日記