2016年10月18日

[韓国語]雨森芳洲と交隣須知

 前回は滋賀の韓国語教師に触れました.きのうまで滋賀の韓国語関連の人物といえば雨森芳洲(あめのもりほうしゅう)しか知りませんでした.滋賀出身で韓国語に通じ,対馬藩に仕えた江戸時代の人物です.現代まで名を残す韓国語関連の日本の人物といえば,雨森芳洲が最も昔の人物だと思います.

 雨森芳洲は,韓国語の学習書「交隣須知」(こうりんすち)の著者としても有名です.日本の韓国語学習書としては最古のものではないかと思います.だだ,現存する書籍は編まれた後にいろんな人々によって手を加えられたもののようです.

 明治の初めまではこの本がほぼ唯一の韓国語学習書だったようで.朝鮮半島との外交の窓口が対馬藩から東京の中央政府に移った後も,しばらくはこの本が学習書として活用されていたようです.

 「交隣須知」は国会図書館の「近代デジタルコレクション」のサイトで閲覧やダウンロードできます.他にも,長崎大学所蔵の書籍をテキスト化したPDFファイルも,ネット上で公開されていました.

●長崎大学本『交隣須知』翻刻 : ハングル編(長崎大学 学術研究成果リポジトリ)

 私がこの本を初めて見たのは何かの展示会でした.ガラスケース越しでしたので開いてあるページしか見ることができず,私以外にもたくさん観客がいますのでその場で長く立ち止まることもできませんでしたので,じっくりと見ることができずとても残念でした.今ではインターネットのお陰で満足のいくまで閲覧できてとても有り難いです.

 雨森芳洲といえば以前,韓国語の専門家の雨森芳洲のご子孫についてKBSワールドラジオの日本語放送か何かで聴いた記憶があるのですが,この件についても私の記憶はあいまいです….ネット検索してみると,民団新聞の2008年の以下の記事がヒットしました.私がラジオで聴いたのはこの方のことだったのかもしれません.

●祖先<雨森芳洲>の志大切に 新時代の韓日交流へ膨らむ想い(民団新聞)2008.4.16

posted by kajiritate webmaster at 22:00| Comment(0) | 日記