2016年09月17日

[PC]進化をつづける鍋田辞書

 Windows上で動作するフリーの辞書ソフト「鍋田辞書」.2005年に開発を始めたそうで,ネットを活用して韓国語など語学学習を長く続けている方なら,一度は目にしたことがあると思います.

 辞書データを利用者自身で編集できるのが大きな特長で,別途作成した辞書ファイルを読み込ませて単語を追加することもできるようです.その鍋田辞書,2013年にはPHPというプログラミング言語で作られた「鍋田辞書P」も公開が始まっていたことをきょう知りました.ですので現在は2種類のWindows版の鍋田辞書が公開されています.

 もうかなり昔のことで記憶はないのですが,私も一度は「鍋田辞書」を使ってみたことはあるはずですので,こんどは「鍋田辞書P」を試してみようと思い,インストールしてみました.インストールするフォルダを指定しなければ「C:\nabetapw\」にインストールされます.exe形式で公開されていてインストーラーが起動しますが,単にファイルを展開しているような感じです.

 起動してみると小さなウィンドウが表示されるのですが,その上のほうにまるでブラウザのようにURLが表示されているのに気づきました.起動前には「Windows セキュリティの重要な警告」というウィンドウが表示され,ファイアーウォールの設定を変更して通信を許可するか尋ねられましたので,PHPで組んだプログラムを動作させるため,「鍋田辞書P」を起動したPCをウェブサーバーにしているようです.

 それならば「鍋田辞書P」を起動させたままにして表示されたURLをIEなどのブラウザに入力すると,そちらでも同じように利用できると思って試してみたところ,「鍋田辞書P」と同じ画面が表示されてブラウザからも利用することができました.

 「鍋田辞書P」は当初からオンラインで稼動させるために開発されたようで,作者さんが実際にネット上で「鍋田辞書P」を利用できるようにしたページを開設しています.このしくみを利用すれば,作者さんだけでなく誰でも「鍋田辞書P」をウェブサーバー上に設置できます.その方法については,「『PHP版 鍋田辞書』で辞書検索サイトを作る」のページで触れられています.

 いろんな機能が盛りだくさんなのはありがたいのですが,反面,画面がやや複雑で見づらくなっているようにも思えます.辞書としてのメインの機能と,フォントサイズの指定や内蔵IMEのON/OFFといった辞書を使いやすくするための付随的な機能,クイズなど辞書検索とは直接関係のない特別な機能が,同一画面にすべて表示されていて,ちょっと戸惑ってしまいます.ふだんはメインの機能だけを表示して,その他の機能はメニューから呼び出されたときだけ個別に表示されるようになれば,より使いやすくなるのではと思います.

 作者さんは鍋田辞書以外にもいろいろなソフトを開発なさっていて,中でもアメーバピグに特化した「あーすブラウザ」は,今月13日に発売された雑誌「Windows100%」10月号に掲載されているとのことです.
posted by kajiritate webmaster at 22:00| Comment(0) | 日記