2016年09月14日

[韓国語]標準国語大辞典,第2四半期の改訂内容公開

 표준국어대사전(標準国語大辞典)は,2014年から四半期ごとに改訂内容をサイトで公開するようになりました.サイトのトップページのお知らせを見ると,今年の第2四半期の改訂内容が8月29日付で公開されていました.표준국어대사전を編纂する국립국어원(国立国語院)にもそのお知らせが掲載されています.

'한국 수어' 등 표준국어대사전 2016년 2분기 수정 내용 안내(국립국어원)

 このお知らせのタイトルにもあるとおり,今回の改訂の主な特徴は,手話を示す語彙がいくつか追加され,既存の語彙も語釈が訂正されている点です.添付ファイルを見ると,日本語の「手話」と全く同じ「수화」という語彙の他,「수화 언어」(手話言語)の略の「수어」(手語)という表記もするようです.

 個人的に面白く感じたのは「관19」(館)から,“(一部の固有名詞の後ろに付いて)「飲食店」の意味を加える接尾辞”という語釈が削除されている点です.韓国で「○○거든」(ガーデン)と言えば焼肉店のことだ,と韓国に来たある外国人が言っていた,というエピソードをどこかで聞いた覚えがあるのを思い出しました.一時期そのような店名の焼肉店が増えたことが実際にあったようです.

 これまで「무리수」は,囲碁の用語が由来で,何かをするのに無理があるやり方を意味する“無理手”という漢字語を,小数点以下がずっと続く数学用語の“無理数”と同一の見出し語として掲載されていましたが,見出し語が分離されて漢字表記も訂正されている点も目を引きます.

 話を手話に戻すと,국립국어원のサイトには今では「한국수어사전」(韓国手語辞典)というコンテンツもあり,韓国の手話を動画で確認できるようになっています.詳しいことはよくわかりませんが,중앙일보(中央日報)のこちらの記事には,10日にクヮンファムン(光化門)広場で行われた「ソウル特別市手話文化祭」で展示された大きなビニール手袋のようなものでハングルの各字母を示す指文字の写真が掲載されており,聾唖者に対する理解が次第に深まっているのかもしれません.
posted by kajiritate webmaster at 22:29| Comment(0) | 日記