2016年09月05日

[韓国]元WHO事務局長の夫人は日本人

 きのう「KBS World 24」を見ていると,「KBS스페셜」(KBSスペシャル)で韓国人で初めて国際機関のトップを勤めた元WHO事務局長の故이종욱(イ・ジョンウク)氏を取り上げた回が放送されていました.本放送はKBS1TVで1日に放送されたようです.

KBS스페셜「운명처럼, 생명의 전선에서」(2016.9.1)

 이종욱氏は事務局長を勤めていた2006年,ジュネーブのWHO本部で突然倒れ,そのまま帰らぬ人になったそうです.それから10年が経ち,WHOでの追悼のようすや,이종욱氏の医師としても軌跡を振り返る内容でした.番組を熱心に見入っていたわけではありませんので,詳しい内容までは覚えていないのですが,それでも目を引いたのは,その番組に日本人が出てきたためです.

 鏑木玲子氏といい,以前韓国のハンセン病患者のための施設でボランティアとして英文の手紙の翻訳や返信を担当していたそうです.そこでこちらもボランティアとしてやってきた医師の이종욱氏と知り合い,二人は結婚します.その後はハンセン病治療にあたる이종욱氏ともに,南太平洋の島国などずっと海外で暮らしました.

 その鏑木氏,現在はペルー在住で,スラム街の女性たちに編み物を教え,編みあがったものを日本などの海外に売って生計を支援するボランティアとして働いていらっしゃいます.そのあたりの詳細は,ネット検索すると次のようなページで知ることができました.

ペルーのスラムに微笑みを 編み物で女性の自立を支援する 女性自立支援ボランティア 鏑木玲子さん/ペルー(アルク)
【地球人間模様】@ペルー「スラムの邦人女性」(47NEWS)
鏑木玲子さんと李鍾郁 WHO事務局長(故人)(レックの色々日記)

 韓国人男性と結婚した日本人女性で,ボランティアに深い関係があった人物としては,植民地時代に政略結婚で李王家に嫁いだ李方子氏(梨本宮方子妃)しか知りませんでした.後世を韓国の身障者支援に捧げた李方子氏のことを初めて知ったときもとても驚きましたが,そのような女性が他にもいることに再び驚かされました.

 私が知らないだけで,このような素晴らしい人々が他にもいらっしゃるであろうことを思うと,どこからかジーンとくるものがあります.
posted by kajiritate webmaster at 22:35| Comment(0) | 日記