2016年08月11日

[韓国語]“나는 한국어 교사입니다”と書いても間違いではない!?

 アメリカのシリコンバレーで韓国語教師を25年なさっている在米韓国人の方が,これまでのエピソードをまとめた本“나는 한국어 교사입니다”(私は韓国語教師です)を韓国で出版されたそうで,その本の紹介記事が연합뉴스(聯合ニュース)のサイトに10日付で掲載されていました.

'나는 한국어 교사입니다'…재미동포 현장지침서 출간(연합뉴스)2016-08-10

 記事によると,本は4章構成で,教育現場で経験したエピソードや,現地での韓流のことなどが綴られているそうです.この先生には今回出版される本以外にも,韓国語教育に関する著書がすでに数冊あるそうです.

 へー,そうなんだ…と,この記事を読んでいるときには特に何の違和感も感じずにざっと記事に目を通したのですが,詠み終えて少し経ってから,何となく違和感を感じ始めました.何に違和感を抱いたのか,最初は自分でもよく分からなかったのですが,原因はこの本の書名でした.

 “나는 한국어 교사입니다”――.主語が‘나’なら,それに呼応する述語は‘〜입니다’ではなく‘〜이다’ではないのかな…という点に疑問を感じたことを自覚し,ネットで敬語法などを検索してみたのですが,この点をズバリ解決してくれる答えにはたどり着けず,疑問は解けませんでした….

 では“나는 〜입니다”と実際に使われているものはどの程度あるんだろうと思い,Googleで "나는 *입니다" と引用符を付けて検索してみると,なんと約53万5千件もヒットしました….中には‘나는’が同形の‘出る〜’という意味で使われているものも含まれていましたが,それに該当するのは少数のようです.

 では,逆に“저는 〜이다”という形はどれほどあるのかと検索してみたところ,やや少ないとはいえこちらも32万4千件がヒットし,いずれも私の想定外の結果になりました….

 それでも私はまだ納得が行かないのですが,現実的には“나는 한국어 교사입니다”という一文に問題はないようです.
posted by kajiritate webmaster at 23:30| Comment(0) | 日記