2016年07月06日

[韓国]韓国語はラップに合う言語!?

 私が韓国語に触れるきっかけとなったもののひとつが,韓国の歌謡曲でした.韓国のCDの歌詞をノートなどに書き写し,自分なりに和訳したりしていました.そのノートが今も残っていれば,迷訳(?)ぶりに噴き出して笑ってしまうかもしれません.

 韓国では,日本のテレビ番組の見逃しサービスに当たる다시보기(タシポギ)が地上波各社のサイトで行われていて,パソコンでもテレビ番組が視聴できるようすを日本のテレビ番組が紹介しているのを見て,それをとても羨ましく思っていました.自宅でインターネットできる環境が整うと,そのことを思い出してKBSの뮤직뱅크(ミュージックバンク)を見ようとして,実際に視聴できたときはとても感動しました.

 そうして2000年代の初めから,日本にいながらパソコンで韓国の歌番組を視聴するようになったのですが,それからまもなくして気づいたこととして,韓国の歌には途中にラップを挟んだものが多いことと,やはり歌の途中なのですが,テレビ番組ではその歌と関係あるのかよく分からないダンスタイム(?)を挟むことがたまにあることでした.あのダンスタイムは一体何だったのか,いまだに謎です….

 当時,日本にもラップの歌はありましたが,私にはそれほど魅力的に感じられませんでした.日本語でのラップは何かベタっとした感じというか,あまりラップには合わない感じがしました.日本語はほとんど母音で終わる開音節ですので,子音で終わる閉音節が豊富な英語や韓国語に比べるとリズムに乗りにくいのかな,と当時は考えていました.ところが最近では日本語でもノリのいいラップの歌が沢山ありますので,その考えは間違いだったようです.

 私が聴いた韓国の歌でラップがカッコいいと初めて感じたのは,男性グループ신화(Shinhwa,神話)の“Wild Eyes”でした.この歌は,ラップの部分が韓国語と英語の2つのバージョンがありますが,私は韓国語より英語バージョンのほうが気に入っていました点.

 韓国では걸그룹(ガールグループ)と呼ばれている現在百花繚乱の女性グループの中にも,ラップ担当のメンバーがいる場合があります.比較的最近の歌,といってももう数年前のものですが,걸그룹の歌でラップ部分がカッコいいと思ったものは,피에스타(FIESTAR,フィエスタ)のデビュー曲の“Vista”と,나인뮤지스(9MUSES,ナインミュージズ)の“Dolls”です.“Vista”のラップはとにかくノリがよく聴いていて爽快で,“Dolls”のラップは単調ですが同じリズムでたたみかけるところに小気味よさを感じます.2つともいい曲ですが,どちらのグループも人気に火がついたとまではいえないのがとても残念です.


●FIESTAR(피에스타) _ Vista MV


●9MUSES(나인뮤지스) _ Dolls(돌스) MV

 いま韓国で人気のある番組のひとつに,出場者がラップ対決をする“Show Me the Money”があります.音楽専門のケーブルテレビ局のMnetの番組で,国民的人気でケーブルテレビ局の番組としては驚異的な視聴率を記録したオーディション番組“SUPERSTAR K”のラップ版といえると思います.日本でもラップで相手をディスり合って競う企画などが行われているようですが,韓国には悪口,いわゆる‘욕(ヨク)’をとても爽快に速射砲のように言ってのけるつわものがいるようですので,その伝統(?)とあいまれば韓国はこの分野でもいい線を行くかもしれません.


#한국(韓国)
#가요(歌謡)
#랩(ラップ)
posted by kajiritate webmaster at 23:09| Comment(0) | 日記