2016年06月01日

[韓国]20年前の音楽CD

 私が初めて韓国に行ってみたとき,自分へのお土産として音楽CDを何枚か買って帰りました.当時はまだインターネットが普及する前で,今のように国の内外を意識せず簡単に情報を得られる状況ではなかったので,韓国にどんな歌手がいてどんな曲が流行っているのかといったことは知りませんでした.

 当時,チョ・ヨンピルなど日本でも活躍したことのある歌手を除いて唯一私が知っていたのは,日本でも3集が発売されていた“서태지와 아이들(ソテジワアイドゥル,Seo Taiji & boys)”で,日本のテレビの深夜番組で初めて“발해를 꿈꾸며(渤海を夢見て)”のミュージックビデオを見て,そのアルバムを買ってみました.それが初めて入手した韓国の音楽CDですが,韓国からの輸入版ではなく,日本のレコード会社が発売したものでした.

 以降,渡韓のたびに,また,日本のレコード店で輸入版を見かけるたびに,韓国のCDの枚数が少しずつ増えていきました.韓国語にも興味がありましたので,これを勉強に使わない手はないと思い,歌詞カードを書き写して辞書を頼りに自分なりに意味を調べてみたりもしました.ただ,CDによっては歌詞カードがいい加減なものもあって,実際に歌っているのとは違う部分があったり,一部省略されていたりすることがありました.当時は韓国語がさっぱり分からず,また,まさか歌詞カードが間違っているとは思いませんでしたので,かなり戸惑いました.

 買ったばかりでまだ封を切ってないCDを振ると,カラカラと音がすることもありました.そんなCDを開けてみると,ケースにCDを固定する細かいつめがいくつか割れて出てきます.そんなことに遭遇すると,もうすでに韓国はかなり発展していて外見上は日本とそれほど変わらないようでも,技術的にはまだ日本に追いついていないところもあるのかな,と感じました.

 また,総じて録音時間が日本のアルバムより短かかったようにも思います.当時はまだ音楽をパソコンなどデジタル機器で聴くことはほとんどなく,CDそのものか,それをカセットテープに録音して聴いていました.アルバム用に録音時間が46分のカセットテープが売っていて,日本のアルバムはそれでちょうどよかったのですが,韓国のアルバムはテープの録音時間が余るものが多かったと記憶しています.

 今では音楽の情報もネット経由で簡単に入手できますので,カセットはもちろんCDに触れる機会もほぼなくなってしまいました.今,日本ではカセットテープの人気が再燃しているようですが,それを聞くと,もう時代は変わってしまったんだなあとしみじみ感じます.


#한국(韓国)
#음반(レコード,CD)
posted by kajiritate webmaster at 22:49| Comment(0) | 日記