2016年06月24日

[韓国]在日コリアンの웹툰作家・노란구미氏

 韓国では웹툰(ウェブトゥーン,ウェブマンガ)というネット上の連載マンガが盛んで,大手ポータルサイトのNAVERやDAUMでも人気のコンテンツになっているようです.웹툰が単行本化されることはもちろん,今ではテレビドラマ化されることも珍しいことではなくなりました.人気漫画があふれる群雄割拠の世界で,恐らく唯一の在日コリアンの作家・노란구미(ノラングミ)氏について書こうと思います.

 노란구미の‘노란〜’は‘黄色い〜’という意味です,彼女初のDAUM連載웹툰「돈까스취업(トンカツ就業)」は,黄色い服がトレードマークの主人公が日本の大手玩具メーカーに志願して1次,2次と選考をパスしていく過程を描いた物語で,作者の体験が元になっているようです.‘구미’は作者の本名からとったようです.

 現時点での노란구미の代表作は,NAVERに連載されていた「세개의 시간(3つの時間)」といえると思います.かなりの大作で第3シリーズまであり,私は最初のほうしか読んでいません….「돈까스취업」が楽しく読める内容だったのに比べて,「세개의 시간」はマンガとしてはまじめな内容を扱っています.恐らく彼女が韓国で美術を専攻していたときの大学生活を元にした物語のようです.韓国で過ごした経験がある日本の方には共感できる部分が多いと思います.

 現在はNAVERで「은주의 방 2(ウンジュの部屋2)」が連載中で,過去に連載されていたものも全てNAVERやDAUMで読むことができます.私はギャグマンガのようなただ素直に笑えるものが好きで,それに近いものとしては「고양이희나(ネコのヒナ)」があります.

DAUM 웹툰 노란구미
NAVER 만화 노란구미


#한국(韓国)
#웹툰(ウェブトゥーン,ウェブマンガ)
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2016年06月23日

[本]マンガ「여자끼리니까(女どうしだもの)」

 前回の「창가의 토토(窓ぎわのトットちゃん)」に続き,今回も교보문고 북뉴스(教保文庫ブックニュース)のサイトで目に止まった日本の本の翻訳もの,今回は「여자끼리니까(女どうしだもの)」というマンガを取り上げようと思います.교보문고 북뉴스には웹툰(ウェブトゥーン,ウェブマンガ)も連載されています.中でも「어쨌거나, 청춘(どっちみち,青春)」はとても人気があって,タイトルの後ろに‘2막(第2幕)’とあるように,連載が長く続いています.

 マンガを学習に取り入れられれば,韓国語の勉強が楽しくなるだろうとは思いつつも,「어쨌거나, 청춘」は私には難しくて理解できない部分が多く,それでもしばらくは毎回読むようにしていたのですが,結局いつの間にか読まなくなっていました.そんな북뉴스の웹툰に,日本のマンガ「女どうしだもの」の韓国語版の掲載が今月から始まっていました.週1回・水曜日の更新で,現在は第2回まで公開されています.

여자끼리니까(교보문고 북뉴스 웹툰)


 私はマンガについても詳しくなく,このマンガについて私から紹介できることは特にありません….第2回までを読むと,バブルがはじけた1990年代の就職氷河期(就職難は当時も今も,日本も韓国も同じですが…)にデパートに就職し,女性ばかりの職場で働くことになった主人公・えみこを描いていて,作者の実話に基づくお話のようです.このマンガは日本では2008年に刊行され,以降シリーズで全3巻が発売されています.韓国では今年4月に翻訳本が3巻まとめて発売されました.原作者の森下えみこの著作は“コミックエッセイ”という形で他にも多数あり,여자끼리니까の3巻以外にもすでに韓国で翻訳本が発売されています.

森下えみこ(amazon.co.jp)

모리시타 에미코(교보문고)

 私は교보문고 북뉴스でこの웹툰を見かけるまで,このマンガのことも作家さんのことも今回初めて知りました….「어쨌거나, 청춘」に比べると公開1回分の分量が少なく,現時点では第2回までなのでまだまだこれからですが,ほのぼのとした親しみの持てる画風のこのマンガと今後長く接することができればと思います.


#책(本)
#웹툰(ウェブトゥーン,ウェブマンガ)
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2016年06月22日

[韓国語]대안학교(代案学校)

 교보문고(教保文庫)からのメールを見ていると,またも日本でお馴染みの画像が….目に留まったのはいわさきちひろのイラストで,今月14日公開の교보문고のポッドキャスト「낭만서점(浪漫書店)」の第55回,「창가의 토토(窓ぎわのトットちゃん)」を紹介する回へのリンクでした.

●북캐스트「낭만서점 55회.W토토, 넌 사실은 정말 착한 아이란다W- 구로야나 테츠코, 『창가의 토토』」(교보문고 북뉴스)

 黒柳徹子が幼い頃のエピソードを綴った自叙伝ですが,このポッドキャストでは“小説”として紹介しています.1981年に出た本で,日本では発売1年で500万部売れ空前のベストセラーとなりました.교보문고のサイトでは,2000年の版と2004年の普及版の2つがヒットし,遅くとも2000年には韓国で翻訳本が出ていたようです.

 1940年代,ふつうの公立小学校にうまく馴染めなかったトットちゃんは,“トモエ学園”に転校します.今でいうフリースクールの一種といえそうですが,それに当たるものを韓国では「대안학교(代案学校)」というようです.この本は発売当時とても大きな話題になり,私も読んだはずなのですが,とても面白かったという漠然とした記憶だけで詳しい内容は覚えていませんでした….

 ポッドキャストでは대안학교の他,「참교육」ということばも出てきます.受験などで必要な知識を画一的に教育するのではなく,ひとりひとりの個性を大切にしてそれを伸ばす教育のことをそう呼んでいるようです.나무위키の記事によると,日教組の「진교육(真教育)」ということばから来たとのことで,“真の教育”のほうがより日本語らしく思えますが,いずれにせよ私にはあまり馴染みのないことばです.

 何はともあれ,詳しいことはポッドキャストで….韓国語を学んでいると,韓国の日本に関する情報で改めて日本を知ることがありますが,そのたびに何だか不思議な感じがします.1時間20分と長いですので,眠れない夜や長時間の移動中に聴くのにいいと思います.ユーチューブの他,MP3ファイルとしてダウンロードできるリンクも掲載されています.


#한국(韓国)
#책(本)
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